シンプルだからこそ難しい|クラシカルオステオパシー第4回セミナーで感じたこと

こんにちは!
UNITYボディコンディショニングの山崎です!
名古屋市東区芳野・森下駅近くで、
不調や痛みの改善を目指した
ボディコンディショニングサロンを運営しています。
はじめに
10月3日・4日の2日間、東京でクラシカルオステオパシーセミナーの第4回目を受講してきました。
今回も2日間を通して、身体の構造や動き、そして身体に加わる「力」について、改めて深く考える機会となりました。
このセミナーも今回で4回目。
毎回受講するたびに感じるのですが、
「前回より少し分かってきたかもしれない」
と思ったところで、また新しい発見があります。
そして学べば学ぶほど、
「まだ分かっていないことがたくさんあるな」
と感じます。
今回、特に印象に残ったのは、
身体を力学的にどのように捉えるのか
ということ。
そしてもう一つ。
実技を繰り返すなかで改めて感じた、
シンプルなものほど難しい
ということです。
今回はセミナーで行われた具体的な手技や詳細な理論については触れず、今回の学びを通して私自身が感じたことを書いてみたいと思います。
身体には常に「力」が加わっている
私たちの身体には、立っているだけでもさまざまな力が加わっています。
重力。
床から受ける力。
筋肉が生み出す力。
歩いたり走ったりしたときに生じる力。
さらには呼吸による胸郭の動きや、身体の各部位が連動することで生じる力もあります。
つまり身体は、骨や筋肉、関節がただ集まって存在しているわけではありません。
それぞれの構造が互いに影響しながら、身体全体で力を受け取り、分散し、伝えながら動いています。
例えば、歩くとき。
足が地面に接地すると、その力は足だけで完結するわけではありません。
足首、膝、股関節、骨盤、背骨、胸郭へと影響していきます。
反対に、上半身の動きも下半身へ伝わっていきます。
身体は部分ごとに完全に切り離されているのではなく、
全体として力を受け取りながら動いている。
今回のセミナーでは、そのことを改めて考えさせられました。
「どこが悪いか」だけでは見えないもの
これまで臨床では、
「この筋肉が硬い」
「この関節が動いていない」
「ここに痛みがある」
といった部分を評価することも多くありました。
もちろん、それらを確認することは大切です。
ただ今回の学びを通して、さらに考えたいと思ったのが、
その場所が身体全体の中で、どのような役割を担っているのか
ということです。
一つの場所に負担が集中しているとしても、
必ずしもそこだけに問題があるとは限りません。
身体のどこかで力をうまく受け取れない。
ある場所から次の場所へうまく力を伝えられない。
本来分散されるはずの負荷が、一部分に集中している。
そう考えると、
「痛い場所をどうするか」
だけでなく、
身体全体の中で力がどのように伝わっているのか
という視点も必要になります。
クラシカルオステオパシーを学び始めた第1回目から繰り返し出てくる、
「身体は一つのユニットである」
という考え方。
第4回まで学びを重ねてきて、その言葉を以前とは少し違った角度から考えられるようになってきた気がします。
学ぶたびに、同じものが違って見える
面白いのは、セミナーで毎回まったく別のことを学んでいる感覚ではないことです。
第1回目に学んだこと。
第2回目に学んだこと。
第3回目に学んだこと。
そして今回学んだこと。
一つひとつが独立しているのではなく、少しずつつながってきます。
以前聞いたときには、
「そういうものなのか」
くらいに捉えていたことが、
別の内容を学んだあとにもう一度聞くと、
「あの話は、ここにつながっていたのか」
と気づくことがあります。
同じ言葉を聞いていても、自分の理解度によって見え方が変わります。
これは今回に限らず、毎回セミナーを受講するたびに感じています。
学んだ知識が増えているというよりも、
以前学んだことの意味が少しずつ変わっていく。
そんな感覚に近いかもしれません。
手技そのものは、とてもシンプル
クラシカルオステオパシーの実技を学んでいて特徴的だと感じることがあります。
それは、
見た目だけなら、とてもシンプルに見える
ということです。
非常に複雑な動きをするわけでもなく、
派手なことをするわけでもありません。
だから、初めて見たときには、
「これならできそう」
と思ってしまうこともあります。
でも、実際にやってみると全く違います。
どこに立つのか。
どのように身体に触れるのか。
どの方向へ導くのか。
どれくらいの力を使うのか。
自分自身の身体はどう使うのか。
ほんのわずかな違いで、受け手に伝わる感覚が変わります。
そして実際に指導していただくと、
「自分では同じようにやっているつもりだったのに、全然違う」
ということが何度もあります。

シンプルなものほど、ごまかしが利かない
今回、実技を行いながら思い浮かんだのが、
シンプルな文字やデザインほど、きれいに作るのが難しい
ということでした。
複雑な絵やデザインであれば、多少線がずれていても、他の要素に紛れることがあります。
しかし、
一本の線。
一つの円。
余白だけで構成されたデザイン。
こうしたシンプルなものになるほど、ほんの少しのズレが目立ちます。
文字でも同じです。
「一」のような一本の線を書くとしても、
長さ。
角度。
太さ。
始まりと終わり。
周囲の余白。
わずかな違いで印象が変わります。
要素が少ないからこそ、
ごまかすことができません。
今回の実技をしながら、
「これと同じなのかもしれないな」
と感じました。
手順だけを見ればシンプルです。
しかしシンプルだからこそ、一つひとつの精度がそのまま表れます。
「できているつもり」になる怖さ
そして、シンプルだからこそもう一つ難しいことがあります。
それは、
できていると思いやすいこと
です。
複雑な手技なら、
「まだ覚えていない」
「まだできない」
と自分でも分かります。
しかしシンプルな手技は、一通り形を真似することができてしまいます。
すると、
「これはできるようになった」
と思ってしまう。
でも、講師の先生に確認してもらうと、
立つ位置が少し違ったり、
力の方向が違ったり、
自分自身に余計な力が入っていたりします。
見た目はほとんど同じ。
でも中身は違う。
ここが、シンプルな手技の一番難しいところなのかもしれません。
「やり方を知っていること」と「できること」は違う。
さらに言えば、
「できていると思っていること」と「本当にできていること」も違う。
今回のセミナーでは、それを何度も感じました。
技術を増やすことより、同じことを深める
施術の勉強を続けていると、新しい手技や新しい知識に興味が向きやすくなります。
私自身もこれまで、さまざまな手技や考え方を勉強してきました。
もちろん、新しいことを学ぶことは大切です。
ただ最近は、
新しい技術を10個増やすことよりも、
一つのことをどれだけ深く理解し、丁寧に行えるか
の方が大切なのではないかと思うことが増えています。
今回も、新しい手技をたくさん覚えたという感覚より、
「今までやっていたことを、もっと丁寧にやらなければいけない」
という気持ちの方が強く残りました。
シンプルなものを、シンプルなまま正確に行う。
言葉にすると簡単ですが、それが本当に難しい。
だからこそ、繰り返し練習する必要があるのだと思います。
毎回、新しい発見がある
今回で4回目となったクラシカルオステオパシーセミナー。
第1回目を受講した頃と比べると、少しずつ理解できることも増えてきました。
しかし、不思議なことに、
分かってきたら疑問が減るのではなく、
むしろ新しい疑問が増えています。
以前なら気づかなかった違いが気になる。
以前ならそのまま通り過ぎていた言葉に引っかかる。
以前なら「できている」と思っていたことを、もう一度見直したくなる。
これはきっと、学びが進んでいるからこそ感じられることなのだと思います。
「分かった」
で終わるのではなく、
「本当にそうだろうか?」
と一度立ち止まる。
施術をする仕事を続けていくうえで、この姿勢はこれからも大切にしたいと思っています。
おわりに
今回の第4回セミナーでは、身体に加わる力や、それを身体全体でどのように受け取り、伝えていくのかという視点について学びました。
そして実技を通して、それ以上に強く感じたのが、
シンプルなことを正確に行う難しさ
でした。
シンプルだから簡単なのではなく、
シンプルだからこそ、ごまかしが利かない。
そしてシンプルだからこそ、
「できているつもり」
にもなりやすい。
これは今回のセミナーだけではなく、日々の施術にも当てはまることだと思います。
知識や手技を増やすことだけを目的にするのではなく、
今自分が行っていることを本当に理解できているのか。
なぜこの評価をするのか。
なぜここに触れるのか。
なぜこの方向に動かすのか。
一つひとつを曖昧にせず、これからも学び続けていきたいと思います。
クラシカルオステオパシーのセミナーも、残り少なくなってきました。
次回またどのような発見があるのか楽しみです。
そして学んだことをそのまま当てはめるのではなく、これまで学んできた解剖学・生理学や臨床経験とも照らし合わせながら、少しずつ日々の施術へ還元していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
セミナー後に・・・
こちらは祐天寺駅から徒歩3分の場所にある、たこやき『あずまや』に行ってきました!
なぜここに?それは芸人の千原ジュニアさんやバットボーイズ佐田さんのyoutubeで紹介されていたので知りました!
芸人のラフコントロール重岡さんがオーナーをしていると言う事で、
会ってみたいなと思いつつご本人はおりませんでしたが、味はとても美味しく店員さんも優しい感じの方でよかったです😃
毎月、東京に行く度に色々な店に行くのも楽しんでおります!
皆さんのおすすめがあれば教えてください♩



