MENU

【症例紹介】20代男性|走ると股関節から太ももの前に痛みが走る|サッカー復帰を目指した一例

20代男性がサッカー中に右股関節から太ももの前の痛みを訴えている症例紹介イメージ

こんにちは!

名古屋市東区の整体「UNITYボディコンディショニング」の山崎です。

今回は、実際にご来院いただいたお客様の症例をご紹介します。

症状や経過には個人差がありますが、同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

目次

はじめに

今回は、

「走ると股関節の前から太ももの前にかけて痛みが走る」

というお悩みでご相談いただいた、20代男性の症例をご紹介します。

普段から身体を動かすことが好きな方で、週末には趣味で社会人サッカーを行い、ランニングも週3〜4日、1回5km程度されていました。

半年前から股関節の前側に違和感を感じるようになり、徐々に症状が強くなってきたとのこと。

現在では股関節の前だけではなく、太ももの前側まで痛みが走るような感覚もあり、サッカーは一旦休まれていました。

ご本人の希望は、

「できるだけ早くサッカーに復帰したい」

ということでした。

股関節の前側に痛みがある場合でも、痛みを感じている場所だけに問題があるとは限りません。

今回は股関節周囲だけではなく、腸腰筋周辺、大腿神経の走行、骨盤・体幹の動き、呼吸なども含めて身体を確認していきました。

※症状や施術後の変化には個人差があります。

ご相談時のお悩み

ご相談者

半年くらい前から、股関節の前がなんとなく気になるようになりました。

山崎

最初から痛みが強かったですか?

ご相談者

最初は違和感くらいだったんですけど、徐々に痛くなってきました。

山崎

今はどの辺りまで症状がありますか?

ご相談者

股関節の前から、太ももの前の方まで痛みが走る感じがあります。

山崎

ランニングやサッカーでも症状は出ますか?

ご相談者

出ます。普段は週3〜4回くらい5km走っていますが、最近は走るのも気になります。サッカーは今休んでいます。

山崎

一番の目標は、やはりサッカーへの復帰ですか?

ご相談者

そうですね。できるだけ早くまたサッカーをしたいです。

山崎

分かりました。股関節の前だけではなく、太ももの前まで症状が広がっているので、筋肉や関節だけでなく、神経の動きや身体全体の使い方も含めて確認してみましょう。

評価から考えられたこと

まず確認したのは、

どの動きで症状が出るのか

ということです。

股関節の前が痛い場合でも、その背景にはさまざまな要素が関係します。

今回は、

  • 股関節を伸ばした際の状態
  • 股関節前面・鼠径部周辺の状態
  • 腸腰筋周辺の動き
  • 太もも前面への症状の広がり
  • 大腿神経が走行する周辺組織
  • 骨盤・腰椎の動き
  • 胸郭の動き
  • 呼吸時の身体の使い方

などを確認していきました。

特に今回のように、

股関節前面から太ももの前にかけて症状が広がる

という場合には、筋肉や関節だけではなく、大腿神経周辺の滑動性や刺激に対する反応も評価項目の一つになります。

ただし、

「大腿神経が原因」

と一つの組織だけに原因を決めつけることはしません。

鼠径部を走行する大腿神経と腸骨筋・大腰筋・大腿動脈・大腿静脈の解剖図

症状の出方や実際の動作を確認しながら、股関節周囲、大腿神経周辺、骨盤や体幹など複数の要素がどのように関係しているのかを考えていきました。

大腿神経と股関節前面の症状

大腿神経は、腰部から出た後に骨盤内を通り、腸腰筋の近くから鼠径部を通って太ももの前方へと走行します。

そのため、

股関節の前から太ももの前にかけて症状が広がる場合

には、大腿神経周辺の状態も確認する必要があります。

神経は単独で存在しているわけではありません。

筋肉や筋膜など周囲の組織と隣り合いながら、身体を動かすたびにわずかに動いています。

そのため今回は、

「神経が癒着している」

と断定するのではなく、

大腿神経とその周囲の組織が滑らかに動けているか

という視点で確認していきました。

また、大腿神経の近くには腸腰筋があります。

股関節を大きく動かすランニングやサッカーでは、腸腰筋そのものの状態だけでなく、周囲の組織との動きも重要になります。

なぜ呼吸も確認したのか?

「股関節の痛みなのに、なぜ呼吸を見るの?」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、走る動作では脚だけが動いているわけではありません。

胸郭・体幹・骨盤・股関節が連動することで、スムーズなランニング動作が行われます。

例えば股関節を後ろへ伸ばす際、本来必要な股関節の動きが十分に出ず、

腰を反らせることで代償している

ケースもあります。

また、呼吸時の胸郭の動きが小さく、常に腰を反らせるような姿勢になっている場合には、骨盤や股関節の動きにも影響する可能性があります。

そこで今回は、

  • 息を吸った際の肋骨の広がり
  • 息を吐いた際に肋骨が戻るか
  • 呼吸時に腰を過度に反らせていないか
  • 胸郭と骨盤の位置関係
  • 股関節を伸ばした際の腰部の代償

なども確認しました。

呼吸トレーニングの目的は、

呼吸だけで股関節の痛みを変えること

ではありません。

股関節を動かす際に、腰や股関節前面だけに負担が集中しないように、

胸郭・骨盤・体幹を含めて身体を使いやすくすること

を目的としています。

今回行った施術

今回は、痛みを感じている股関節の前側だけを強く押したり、揉んだりするような施術ではなく、評価で確認した身体の状態に合わせて施術を行いました。

主に、

  • 股関節周囲へのアプローチ
  • 腸腰筋周辺の動きを考慮した施術
  • 大腿神経周辺の滑動性を考慮したアプローチ
  • 骨盤・腰部の動きの調整
  • 胸郭へのアプローチ
  • 呼吸トレーニング

などを組み合わせています。

大腿神経は腸腰筋の近くを走行するため、腸腰筋を動かすことによって、その周囲の組織にも動きが生じます。

また、股関節や膝を動かしながら、

神経そのものを強く伸ばすのではなく、周囲の組織との間で滑らかに動ける状態を目指す

という考え方で進めていきました。

さらに呼吸トレーニングを行い、胸郭と骨盤の位置を確認しながら、股関節を動かした際に腰部で過剰に代償しない身体の使い方も練習していただきました。

施術後の変化

施術を重ねながら、その都度、

  • 股関節前面の痛み
  • 太もも前面まで走る症状
  • 股関節を伸ばした際の感覚
  • 日常生活での症状
  • ランニング時の状態

などを確認しました。

施術を重ねるにつれて、股関節の前から太ももにかけて感じていた症状は徐々に軽減していきました。

そして、

5回程度の施術で、これまで感じていた痛みは消失しました。

ただし、

「5回施術を受ければ誰でも同じように痛みがなくなる」

ということではありません。

症状が続いている期間や身体の状態、運動量、生活習慣などによって経過には個人差があります。

そのため、その都度身体の状態を確認しながら施術内容を調整することが大切です。

サッカー復帰に向けて

今回の方にとって大切なのは、

痛みがなくなることだけではありません。

目標は、

「もう一度サッカーをすること」

です。

サッカーでは、

  • ランニング
  • ダッシュ
  • キック
  • 急停止
  • 切り返し
  • 方向転換

など、通常のジョギングよりもさらに大きな負荷が身体にかかります。

そのため痛みがなくなった後も、いきなり以前と同じ強度でサッカーを始めるのではなく、

ジョギング
↓
ランニング
↓
スピードを上げる
↓
切り返しやキック
↓
サッカー復帰

というように、段階的に負荷を戻していくことが重要です。

UNITYボディコンディショニングでは、

「痛みがなくなったら終わり」

ではなく、

その方がもう一度やりたいことに戻れる身体づくり

を大切にしています。

同じようなお悩みの方へ

股関節の前が痛む症状でも、

痛みを感じている股関節前面だけに問題があるとは限りません。

特に、

  • 走ると股関節の前が痛む
  • 太ももの前まで痛みが走る
  • 脚を後ろへ伸ばすと違和感がある
  • サッカーやランニングをすると症状が出る
  • 休むと少し楽になるが、運動を再開するとまた痛む

といった場合には、

股関節そのものだけでなく、

腸腰筋、大腿神経周辺、骨盤、腰椎、胸郭、呼吸、実際の動作

なども確認していくことが大切です。

UNITYボディコンディショニングでは、

「股関節が痛いから股関節だけを見る」

と決めつけるのではなく、これまでの経過や身体の動きを確認しながら、症状と関連している可能性のある部分を一つずつ評価していきます。

ランニングやサッカーで股関節前面の痛みにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

※症状や施術後の変化には個人差があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次