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【症例紹介】40代女性|口を開けると顎が痛い・朝にこわばる|咀嚼筋と顎の動きを確認した一例

口を開けると顎が痛い40代女性の顎関節症症例

こんにちは!

名古屋市東区の整体「UNITYボディコンディショニング」の山崎です。

今回は、実際にご来院いただいたお客様の症例をご紹介します。

症状や経過には個人差がありますが、同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

目次

はじめに

今回は、口を大きく開けた時の顎の痛みや、朝起きた時のこわばりでご相談いただいた、40代女性の症例をご紹介します。

こちらの方はデスクワークをされており、数ヶ月前から徐々に顎の違和感が気になるようになりました。

特に、

「大きく口を開けると顎が痛い」

「あくびをするのが怖い」

「朝起きた時に顎がこわばっている」

「硬い物を噛むと顎が疲れる」

といった症状にお悩みでした。

顎関節症には、顎を動かす筋肉の痛み、顎関節そのものの痛み、関節円板の問題など、複数の病態があります。

そのため、顎が痛いからといって、最初から筋肉の硬さや噛み合わせだけを原因と考えることはできません。

今回は、痛みを感じている場所や口の開き方、咀嚼筋の状態、日中の歯の接触習慣などを確認し、評価をもとに施術とセルフケアを行った一例です。

症状や施術後の変化には個人差がありますが、同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

ご相談時のお悩み

ご相談者

最近、口を大きく開けると顎が痛むんです。朝起きた時も顎がこわばっている感じがあります。

山崎

痛みは、顎のどのあたりに感じますか?

ご相談者

耳の前から頬のあたりです。硬い物を噛んだ時や、あくびをした時にも痛みます。

山崎

口を開けた時に、音が鳴ったり、途中で引っかかったりすることはありますか?

ご相談者

時々カクッと音が鳴ることがあります。ただ、音よりも痛みと開けにくさの方が気になります。

山崎

お仕事中などに、上下の歯が触れていることはありませんか?

ご相談者

言われてみると、仕事に集中している時は歯を噛み合わせていることが多いと思います。

山崎

本来、会話や食事をしていない時は、上下の歯が少し離れている状態が一般的です。
無意識に歯を接触させ続ける習慣をTCHと呼び、顎の筋肉や関節へ加わる負担の一つになることがあります。
ただし、TCHだけが痛みの原因とは限りません。顎の動きや筋肉の状態、首や胸郭なども含めて確認していきますね。

このようなお話を伺ったうえで、痛みの場所だけでなく、実際の開閉口運動や咀嚼筋の反応、日常生活で顎へ加わっている負担を確認しました。

評価から考えられたこと

まず、痛みを我慢せずに開けられる範囲と、痛みが出るまで口を開けた時の動きを確認しました。

今回の評価では、

・大きく口を開けると、耳の前から頬にかけて痛みが出る
・口を開ける途中で、下顎が痛みのある側へわずかにずれる
・咬筋や側頭筋を触れると、普段感じている痛みが再現される
・顎関節周囲にも圧痛がみられる
・開口時にクリック音がみられることがある
・デスクワーク中に上下の歯を接触させる習慣がある
・首や胸郭にも動かしにくさや筋緊張がみられる

といった特徴がありました。

特に注目したのが、顎関節だけでなく、咬筋や側頭筋を触れた時にも普段の痛みが再現されたことです。

咬筋や側頭筋は、食べ物を噛む時や口を閉じる時に働く筋肉です。

仕事中に上下の歯を接触させる時間が長くなると、強く噛みしめていなくても、これらの筋肉が休みにくくなる場合があります。

一方で、クリック音があるからといって、それだけで関節円板の状態や痛みの原因を断定することはできません。

今回は、関節音を消すことを目的にするのではなく、開口時の痛みや動かしにくさ、食事やあくびへの影響を減らすことを優先しました。

また、顎の症状があるからといって、姿勢や首の硬さだけを原因と決めつけることもできません。

顎関節、咀嚼筋、首や胸郭は解剖学的・機能的につながっているため、症状との関係が考えられる範囲で確認しています。

顎関節症に対して徒手療法を検討できる症状や、歯科・口腔外科での評価を優先すべきケースについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶︎顎関節症に徒手療法は有効?対応を検討できる症状と注意すべきケース

今回行った施術

今回は、痛みを感じている顎関節を強く押したり、無理に大きく口を開けたりする施術は行いませんでした。

評価で確認した顎の動きや咀嚼筋の反応をもとに、

・咬筋や側頭筋周辺への穏やかな施術
・顎関節周囲の軟部組織への施術
・顎の開閉に関係する首周囲への施術
・首や胸郭の動きを促す施術
・力を抜いた状態での小さな開閉口運動

を行いました。

顎関節症に対する施術では、強く押したり、大きく動かしたりすればよいわけではありません。

痛みが強い状態で無理に口を開けると、痛みに対する不安や筋肉の防御的な緊張が強くなる場合があります。

そのため、症状を強く誘発しない範囲から始め、施術中の反応を確認しながら進めました。

また、施術だけで終わらせず、デスクワーク中のTCHに気づくための方法もお伝えしました。

上下の歯が触れていることに気づいた時は、

「唇は軽く閉じ、上下の歯は離す」

ことを意識していただきました。

さらに、鏡を見ながら下顎が大きく左右へずれない範囲で、ゆっくりと口を開閉する練習も行いました。

施術後の変化

施術後に、症状が出ていた開口動作をもう一度確認しました。

ご相談者

先ほどより口を開けやすくなりました。大きく開けた時の痛みも少し軽くなっています。

山崎

口を開ける時の動きと痛みに変化がみられましたね。
ただ、仕事中の歯の接触や、朝起きた時のこわばりが症状に関係している可能性もあります。
施術直後の変化だけで判断せず、食事やあくび、起床時の状態がどう変化するかも確認していきましょう。

今回の施術後には、

・口を開けた時の痛みが軽減した
・施術前よりも口を開けやすくなった
・開口時の左右へのずれが小さくなった
・頬やこめかみ周辺の張りが軽減した

といった変化がみられました。

ただし、一度の施術で顎関節症そのものが改善したと判断することはできません。

日常生活での症状や、セルフケアを行った後の経過も確認しながら、必要な対応を検討していきます。

同じようなお悩みの方へ

顎関節症は、顎関節だけに問題があるとは限りません。

咬筋や側頭筋などの咀嚼筋、顎関節周囲の組織、日中の歯の接触習慣など、複数の要因が関係する場合があります。

特に、

「朝起きると顎がこわばっている」

「大きく口を開けると顎が痛い」

「あくびをする時に顎が怖い」

「硬い物を噛むと、頬や顎が疲れる」

「口を開けると顎が左右へずれる」

「仕事に集中していると歯を接触させている」

「顎だけでなく首や肩も張りやすい」

このようなお悩みがある場合には、痛む場所だけでなく、顎の動きや咀嚼筋の状態、日常生活で加わっている負担を確認することが大切です。

UNITYボディコンディショニングでは、顎関節症という病名だけで施術内容を決めるのではなく、問診や動作確認を行い、徒手療法を検討できる状態かを一つずつ確認します。

ただし、強い安静時痛や腫れがある場合、口が急に開かなくなった場合、顎や顔をぶつけた後から症状が出た場合、歯の問題が疑われる場合などには、施術よりも歯科・口腔外科などでの検査を優先します。

口を開けた時の顎の痛みや、朝のこわばりが続いている方は、お気軽にご相談ください。

※症状や施術後の変化には個人差があります。

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