目の疲れが“首肩”を緊張させることがあります

こんにちは!
UNITYボディコンディショニングの山崎です!
名古屋市東区芳野・森下駅近くで、
不調や痛みの改善を目指した
ボディコンディショニングサロンを運営しています。
スマートフォンやパソコンを見る時間が増え、
「目が疲れる」
「首肩が重い」
「集中すると呼吸が浅くなる」
と感じる方は多いかもしれません。
実は、“目”と“首肩”は密接に関係しています。
単純に筋肉が硬くなるだけではなく、
・視線を安定させる
・頭の位置を保つ
・姿勢を制御する
といった働きが関係しているためです。
今回は、
「視覚」「前庭」「姿勢制御」という観点から、
なぜ目の疲れが首肩の緊張につながるのかを解説します。
目を安定して見るために“首”は働いている
私たちは、ただ目だけで見ているわけではありません。
視線を安定させるためには、
・眼球運動
・頭頸部の安定
・姿勢制御
が協調して働いています。
特に近年は、
スマホやPCを長時間見続けることで、
「固定視」と呼ばれる状態が増えています。
固定視とは、
特定の対象を見続ける働きのことです。
この時、視線をブレさせないように、
首や肩まわりの筋肉が持続的に働き続けます。
その結果、
・首肩の張り
・頭痛
・眼精疲労
・呼吸の浅さ
などにつながることがあります。

“視覚の固定”が身体を緊張させることがあります
視覚システムでは、
視線を安定させることが重要です。
しかし、
長時間のスマホ・PC作業では、
視覚を固定しすぎる状態になることがあります。
これは
「視覚の過剰固定(Visual Overstabilization)」
とも呼ばれます。
視線を固定し続けることで、
・まばたき減少
・呼吸の乱れ
・交感神経優位
・頭部前方位
・首肩の筋緊張
が起こりやすくなります。
特に、
頭が前に出た姿勢では、
首の後方組織に負担が集中しやすくなります。
“前庭”は姿勢と眼球運動に関わっています
身体のバランスには、
「前庭系」と呼ばれるシステムが関与しています。
前庭系は、
耳の奥に存在し、
・身体の傾き
・頭の動き
・加速度
などを感知しています。

さらに前庭系は、
・眼球運動
・頭頸部の安定
・姿勢制御
とも密接に関係しています。
例えば、
頭が動いても視線がブレにくいのは、
VOR(前庭動眼反射)という働きがあるためです。
つまり、
“見る”
↓
“頭を安定させる”
↓
“首が働く”
という連動が常に起きています。
そのため、
視覚や前庭系への負担が続くと、
首肩の過緊張につながることがあります。

呼吸や姿勢にも影響することがあります
視覚への負担が増えると、
無意識に呼吸が浅くなる方も少なくありません。
特に集中状態では、
・食いしばり
・肩挙上
・胸郭の硬さ
が起こりやすくなります。
すると、
呼吸が浅くなる
↓
首肩が緊張する
↓
さらに疲れやすくなる
という循環が起こることがあります。
当サロンで大切にしていること
首肩の不調がある場合でも、
単純に筋肉だけをみるのではなく、
・視線の使い方
・姿勢
・呼吸
・胸郭の動き
・首の可動性
・身体全体の連動
なども含めて評価することを大切にしています。
慢性的な首肩の不調でお悩みの方は、
“目の使い方”も関係しているかもしれません。
呼吸についてはこちらの記事でも解説しています。
【参考書籍】
『前庭リハビリテーション』
浅井友詞・中山明峰 編著
三輪書店

