頭痛は“首肩”と関係していることがあります

こんにちは!

UNITYボディコンディショニングの山崎です!

名古屋市東区芳野・森下駅近くで、
不調や痛みの改善を目指した
ボディコンディショニングサロンを運営しています。

「頭は痛いけど、検査では異常がない」

そんな経験をしたことがある方も少なくありません。

実際、
緊張型頭痛では、

首肩まわりの筋緊張や姿勢の影響

が関係している可能性があるとされています。

目次

緊張型頭痛では“首肩の圧痛”が重要とされています

緊張型頭痛では、
頭蓋周囲の圧痛が重要な所見とされています。

特に、

頭板状筋
後頭下筋群
肩甲挙筋
胸鎖乳突筋
僧帽筋

などは、
頭痛との関連が報告されています。

例えば後頭下筋群は、
後頭部や耳の後ろへの関連痛を生じることがあります。

また、
胸鎖乳突筋や側頭部周囲の筋緊張は、
眼の奥の重だるさや頭重感へ関与する場合があります。

つまり、
頭痛は“頭だけ”ではなく、
首肩まわりの筋緊張と関係している可能性があります。

なぜ姿勢が関係するのでしょうか?

研究では、
緊張型頭痛の方は、

長時間の前傾姿勢
頚部の過屈曲姿勢
左右差のある姿勢

などが誘因となる傾向が報告されています。

さらに、
頭痛群では、
頚椎アライメントがStraight neck傾向を示す割合が高かったことも報告されています。

つまり、
姿勢や頚部への持続的ストレスが、
後頚部筋群の緊張につながる可能性があります。

首と頭痛は“神経”でもつながっています

首肩の筋肉が緊張すると、
単純な「肩こり感」だけではなく、

神経系にも影響を与える可能性があります。

特に、
頚部からの感覚入力は、
脳幹にある

三叉神経頚髄複合体(TCC)

という領域とも関係しています。

この領域は、
顔面や頭部の感覚とも関わるため、

頚部由来の刺激が、
頭痛として認識される可能性が考えられています。


前庭や視線の安定も関係することがあります

身体は、
視覚・前庭・体性感覚を統合して、
頭の位置やバランスを調整しています。

特に前庭脊髄路では、

内側前庭脊髄路 → 頸部の安定
外側前庭脊髄路 → 体幹・下肢の安定

に関与するとされています。

つまり、
身体が不安定になると、
首肩が“頭を安定させるため”に緊張しやすくなる場合があります。

また小脳は、
姿勢や眼球運動の微調整にも関与しているため、

視線の不安定さや姿勢制御の乱れが、
首肩の緊張へ影響する可能性もあります。

当サロンで大切にしていること

頭痛がある場合でも、
頭だけを見るのではなく、

・姿勢
・呼吸
・首肩の筋緊張
・視線の安定
・前庭機能
・身体全体のバランス

などを含めて、
全体のつながりをみることを大切にしています。

慢性的な頭痛の背景には、

“身体が緊張しやすい状態”

が関係しているのかもしれません。

首肩がずっと緊張する理由についてはこちらの記事でも解説しています。

【参考書籍】

・浅井友詞・中山明峰 編著

『前庭リハビリテーション』

・永関慶重・永関一裕
「緊張型頭痛の疫学と肩こり頭痛の成因分類」
日本頭痛学会誌 50巻1号, 2023

・吉村政樹・高見俊宏・田上雄大・鶴田慎・一ノ瀬努・鶴野卓史
「緊張型頭痛患者における頚部圧痛点と頚椎X線による頚部筋骨格系評価」
Spinal Surgery 31(1), 96-98, 2017

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